中古バイクを購入する時の選び方と見るべきポイント

中古バイクを購入する前に

バイクを購入する際に新車を選ぶこともあるでしょうが、初めて乗るバイクであれば中古からチャレンジするのもおすすめです。
どんなモデルが自分に合っているかは、なかなかわからないものであり、何台か乗りこなすうちに好みがはっきりしてくるものでしょう。

バイク整備士を目指す方であれば、中古バイクはバイクメンテナンスの格好のチャンスであり、実技の練習にもなります。
中古バイクを購入する場合は、どんなに状態がよくても年式の古さや経年劣化は当然のものとなるため、ある程度割り切って購入する必要があります。

購入前にチェックすべきポイント

まず、一番重要な部分となるフロント周りのチェックから始めましょう。
ブレーキを握ってフロントフォークを沈ませた際に、違和感やフォークオイルに漏れ、にじみがないかどうか確認します。

次にハンドルですが、バイクをまっすぐにした状態で左右に振った際に、ストッパーの位置が極端に異なることがないかをみます。
また、ハンドルの回転で途中に引っ掛かりがないか、ハンドルを操作することによって、車体に大きな上下の揺れが生じないかについてもチェックしましょう。

車体フレームのチェックも大切です。

車体打刻番号の削れなど、不自然なところがないか、フレームに傷やへこみ、部分塗装の跡がないかのチェックは、事故車であるかの見極めにもつながります。
見逃してしまいがちな燃料タンクの内側のさびもチェックしましょう。

エンジンをかけた際に、アイドリングが安定しえいるか、異音がないかもチェックする必要があります。
そのほか、マフラーやラジエーター、エンジンなどにフロントタイヤの接触の跡がないかどうかも確認しましょう。