サーキット走行会に行ってみよう

サーキット走行会に参加するには?

サーキット走行会とは、簡単に言えば「サーキットで一般人が走れるイベント」です。
有名な走行会では、大手二輪車専用タイヤメーカーのブリヂストンが主催する走行会もあります。
通常ではレーシングマシンが走るサーキットで一般人が走れるイベントのような会であり、同時に教習所では教わらない基礎のバイクライディングを実践形式で学べます。
サーキットをレーシングマシンで走るにはサーキットライセンスが必要ですが、サーキット走行会ではそういった特別な資格は必要ありません。

ブリヂストン主催の2022年度のサーキット走行会は残念ながら社会情勢上開催されませんでしたが、今後の動向や開催状況は公式サイトをチェックしていきましょう。
またサーキット走行会はもちろんブリヂストン社だけが行うイベントではなく、「走行会を主要活動とした団体」や「スポーツクラブによる主催」など、様々な形態があります。
身近にサーキット場があれば、そのサーキット場公式サイトのイベント欄をみることで、直近の走行会イベントが判ることがあります。
走行会によって持ち物が指定されている・異なることもあるので、事前に参加したい走行会イベントの詳細欄は読み込んでおきましょう。

対向車0で安心!サーキットで覚える安全な走り方

サーキットには交差点がなく対向車もいないので、一般道よりも安全な環境です。
加えて、サーキットを安全に走るためのブリーフィングも、サーキット走行会では走行前に行われます。
サーキットは一般道では気をつけなければならない、「飛び出し」「信号」など、環境的に危険な要素がありません。
そのため、初心者も中級、上級者も、ただ走ることに集中できます。

さらに技量を高める目的もあるコーチつきの走行会では、コーナーやブレーキングでの体重移動、視線移動のコツなども学べます。
学んだことをすぐに実践して周回できるので、どんどんテクニックが身についていきます。

サーキットを走るために揃えたい装備

サーキット走行会の持ち物はその会によって変わることもありますが、ここでは大手かつ初心者向けであるブリヂストンのバイク向け走行会を例にします。
まずヘルメットやライディングウェア、グローブ、ブーツといった基本的なライダーウェアが必要な持ち物です。
これらは十分な強度があるもの、古すぎないものが推奨されていますが、用意できない場合は事前に申し込むことで有料レンタルも可能です。
必須ではありませんが、より安全性を高めるため「脊髄パット」や「チェスト(胸部)プロテクター」、頚椎に負担を掛けずにヘルメットを脱げる「ヘルメットリムーバー」も推奨されています。