バイクの愛称はどうしてこうなった?

バブ

バブとは、ホンダがメーカーとなるバイクの愛称で、エキゾーストノートの鳴る音が「バブ―」からの由来です。
車種はCB250Tホーク、CB250N、CB250Nスーパーホーク、CB400TホークⅡ、CB400N、CB400DスーパーホークⅢ、CB400NホークⅢのホークシリーズが該当します。
ホイールはコムスターホイールになっていて、星形になっているのが特徴です。

コムスターは合成を意味する「Composite」と、星を意味する「Star」が合わさった言葉になります。
ホンダが独自に開発して、軽くて強度のあるホイールが完成しました。
ハブとリムがスポークスプレーで繋がっていて、より安全に走行できます。

パンクしても修理が容易で、空気漏れはゆっくりです。
コムスターのデザインは自由度が高く、個性を出せるバイクとして人気の車種になっています。

ザリ

ザリとは、スズキがメーカーとなるバイクの愛称で、見た目や赤色がザリガニに見えたことが由来になっています。
車種はGSX250E、GSX400Eが該当し、黒色の車体でもザリと呼ばれるのが特徴です。
デザインが直線と曲線の組み合わせがキレイで、人気のバイクになっています。

1980年代に発売され、90年代の雰囲気が好きなライダーは乗っている人が多いです。
メタリックな見た目で、ザリガニの硬さが表現されています。

ゴキ

ゴキとは、スズキがメーカーとなるバイクの愛称で、シルエットや黒色がゴキブリに見えたことが由来になっています。
車種はGSX250E、GSX400Eが該当します。
ザリと車種が同じですが、ザリは前期型でゴキは後期型です。

車体カラーが赤色でもゴキと呼ばれます。
排気音は低く鳴り響き、ファンも多いです。

マッパ

マッパとは、カワサキがメーカーとなるバイクの愛称で、真っ裸の言い換えが由来になっています。
車種は500ssマッハⅢ(H1)、750SSマッハⅣ(H2)、250SSマッハⅠ(S1)、350SSマッハⅠ(S2)、400SSマッハⅠ(S3)です。
1969年に北米発売されていて、昔の雰囲気を感じたい人は愛用しています。

圧倒的な加速で速いスピードが売りでしたが、操縦は難しくて限られた人が乗っていました。
今では排出ガスが規制されているため、白煙を上げることなく、安全に走行できます。

ゼッツー

ゼッツーとは、カワサキがメーカーとなるバイクの愛称で、「Z2」の形式名称で呼ばれています。
1973年から発売され、Z1の後に発売されました。
Z2の車種は750RSからZ750FOUR A5までを指し、1973年から1977年までが該当します。
ホイールがスポークになっていて、衝撃を吸収してくれるのが魅力です。