タンクをサビから守るメンテナンス方法

タンクの錆対策について

バイクのガソリンタンクは経年劣化で錆びてしまうことがあります。
多少の錆でしたら、それほど問題にはなりませんが、錆が拡大してしまうと、エンジントラブルの原因になることもあります。

ガソリンタンクの錆を取るには、錆び取り剤を活用するといいでしょう。
バイクからガソリンタンクを取り外して、作業の邪魔になりそうなパーツはすべて外してします。
併せて、タンクの中のガソリンはすべて抜き取ってしまいます。

ガソリンを抜き取ったら、タンクの中の油分を無くすために水性洗剤を用いてタンクの内部を洗浄します。
高圧洗浄機を用いると、効率よく洗浄することができます。

錆び取り剤の使い方

タンクの中の油分を取り除いたら、錆び取り剤をタンクに注入します。
化学反応を進めやすくするために60度前後のお湯の中に付けておくとスムーズに作業を進められるようになります。
その後、半日から1日程度タンクを放置して、化学反応を進めて来ます。

錆が取れたら、タンクから錆び取り剤を取り除いていきます。
下に沈殿した錆びも一緒に取り除くようにするといいでしょう。
錆を取り除いたら、水でタンク内とすすいで乾燥させると作業完了です。
タンクの内部が乾燥したら、錆防止のための、防錆剤をスプレーするようにするといいでしょう。

タンクのコーティング

防錆剤でも、大きな効果を期待することができますが、タンクの内部をコーティングしてしまうと、半永久的にタンクを錆から守ることができます。
コーティング剤は市販のものであれば、何でもOKです。

取扱い説明書に沿って、しっかりとコーティングするようにするのがポイントです。
自分で、コーティングすることが難しい場合には、バイクショップなどに行って、コーティングをしてもらうこともできます。

出来るだけ錆びさせないようにすることが求められます。
錆び取り剤をつかうと、錆を取り除くことはもちろんできますが、あまりにもひどく錆びてしまうとタンク事態を交換することになってしまうからです。

バイクのメンテナンスはとても重要

バイクは金属でできている部分もありますので、その部分はしっかりとメンテナンスをしないとすぐに錆びてしまいます。
錆びた金属は元々の性質とは異なるものですので、安全にバイクを運転することはできなくなってしまうので、要注意です。
こまめにバイクを洗浄したり、錆防止のケアをしておけば、そんなに簡単にバイクの劣化は起こらないはずです。

劣化したバイクは、十分に機能を発揮しないだけでなく、大きなトラブルを引き起こしてしまいやすくなります。
交通事故を防ぐ意味でもバイクのタンクの錆はしっかりとケアしておくようすることが必要です。