空冷式と水冷式のエンジンについて
バイクに搭載されているエンジンには水冷式のものと空冷式のものがある。
2つのエンジンの違いは、ピストンとシリンダーのクリアランス差異であるといえる。
空冷式は、走行風でエンジンを冷やす構造となっています。
水冷式はエンジンのシリンダーに冷却水を通すことによって、強制的にエンジンを冷やすものです。
日本製のバイクでは、空冷式が減ってきています。
しかしながら、海外では依然として、空冷式が利用されていますし、新しいモデルがどんどん作り出されています。
この理由として、日本では排気ガスや騒音規制のために空冷式のバイクを作ってしまうとパワーダウンししまうからです。
海外では、パワーダウンをしたとしても空冷式を購入するという根強いファンがいるということが空冷式の新しいモデルが生産され続けている理由です。
また、空冷式だと、エンジンのフィーリングを思う存分楽しむことができるというメリットもあります。
空冷式のエンジンの機能美
空冷式に比べて、水冷式のエンジンは、ラジエーターが必要になるので、スタイル美を求めることが難しくなってしまいます。
乗っていて、かっこいいと思える部分が水冷式のエンジンにはあまりないということに、日本のバイクメーカーも気が付き始めています。
その様な観点から、最近では、少数ではありますが、日本でも空冷式のバイクが開発されるようになってきています。
水冷式にくらべて、パフォーマンス面では優れていますので、それを求めて、空冷式のバイクを買う人もいるからです。
エンジンのメンテナンスはいずれの場合も必要です
空冷式であっても水冷式であっても、エンジンのメンテナンスはしっかりと行っておくことが必要です。
メンテナンスを行っていないと、エンジン性能の低下がアッという間に起こってしまうからです。
汚れなどはこまめに自分自身で掃除をする様にするといいでしょう。
また、定期的にバイクショップでエンジンの点検をすることも必要です。
不具合が見つかったら、部品などの交換を行うことが肝要です。
安全運転を考える
最新のエンジンを搭載した、バイクは走り心地がとてもいいので、嬉しい気分になるはずでしょうが、一方で安全運転を心がけることも必要です。
事故に会ってしまうと、折角良いバイクを買っても意味がなくなってしまうことになるからです。
法定速度をしっかり守って、運転することが必要なのは言うまでもありません。
更には、しっかりと注意をして、事故に会わないようにする工夫も必要です。
無理な運転は絶対にしないようにすべきです。
更には、任意保険などにも加入しておいて、まさかのトラブルに対処できるようにしておくといいでしょう。