旧車のメンテナンスについて

旧車はメンテナンスが大変

バイクが好きな人は最新のバイクだけでなく旧車に魅力を感じて乗り続けるという人も多いです。
ほかの人が乗っていない貴重なものに乗れること、こだわりを持って選んでいることから旧車をあえて選んで乗って楽しんでいるという人もいます。

しかし旧車に乗ることは楽しいことばかりではありません。
カスタムやメンテナンスを楽しみながら乗れる半面、安全に乗れる状態を維持するのには大変なところもあります。

旧車のパーツ調達

旧車は昔のバイクであるため純正パーツの製造が終了しているものがほとんどです。
そのためもしもパーツが壊れてしまった場合には手に入れられないこともあります。

純正パーツが調達できないからといって廃車にしなければならないわけではありません。
その際にはいくつかの方法からパーツを手に入れることになります。

まずは中古のパーツを探すことです。
人気のあるバイクであれば廃車になったものからパーツを取り出して保管されていることがあるためオークションやバイクショップで手に入れることができます。

バイクショップに持ち込んで特注で作ってもらうことも一つの方法です。
ただし特注で作ってもらう際にはかなりの費用がかかるので事前に見積もりを出してもらったうえで依頼をするようにしましょう。

日常的に行うメンテナンス

旧車は大事に乗り続けるためには日常的にメンテナンスをすることが大切です。
バイクに乗る前に異変がないか確認するのはもちろん、走行中にも違和感がないかよく確認するようにします。

異変を感じなかったとしても定期的にバイクショップに持って行ってメンテナンスを受けることも大切です。
素人ではわからない異変をプロであれば早めに見つけてもらうことができます。

メンテナンスを依頼する際には旧車の知識がある業者に依頼をすることが望ましいです。
旧車の知識がある人のほうが依頼をしても細かいところまで見てもらえますし万が一不良があった際にも修理をしてもらうことができます。

旧車のメンテナンスはどのくらいの金額がかかるか

旧車のメンテナンスはバイクの状態によっても大幅に変わるものです。
状態が良ければ10万円以下でメンテナンスができ走行できる状態に仕上がることもあります。

しかし状態が悪い場合にはエンジンからやり直すことが必要です。
そのような状態の場合には数百万円の費用が掛かることもあります。

メンテナンスをして乗り始めてからも不調が出てくることも多いです。
その際には都度修理をして乗ることが必要になります。
旧車に乗っていくというのは費用が掛かることを覚悟するだけでなく、根気強くメンテナンスをしながら乗り続ける覚悟をもつことも大切です。