バイク整備士には腰痛持ちが多い?
バイク整備士は、まっすぐ立ったまま作業をすることはほとんどありません。
中腰の姿勢や足を曲げて座り込む姿勢がほとんどで、メンテナンスする部位によってきつい姿勢の連続となります。
腰や膝、背中に負担がかかるため、仕事が終わると体全体が硬直しているような状態になることもあります。
特に腰痛が激しく、マッサージやカイロプラクティックに通うバイク整備士も少なくありません。
そんなときに、少しでも体の負担を軽減してくれるのが「メカニックチェア」ではないでしょうか。
メカニックチェアとは
大規模な整備工場であれば、バイクリフトで車体自治を上げ下げすることができ、楽な姿勢のままで作業することも可能でしょう。
しかし、ほとんどの現場にはバイクリフトがないため、中腰のままの姿勢で整備することが多くなります。
メカニックチェアは、その名の通り座ったままの姿勢で整備作業ができるメカニック専用の椅子です。
ロータイプ、ハイタイプなど、さまざまな種類がありますが、バイク整備の場合は、比較的ロータイプを購入する人が多いようです。
構造や座面の素材、キャスターや回転の有無など、自分の好みに合ったものを購入することができます。
おすすめのメカニックチェア
「TRUSCO 作業用チェアキャスタ付」は、6000円ほどで購入することができます。
座面はビニールレザーの肌触りがよく、安定性、耐久性ともに優れています。
座面が広くて座りやすいだけでなく、キャスターにがたつきがないので座ったまま移動しても違和感がありません。
「鉄製フレーム作業チェア(引出3段収納付)」は5000円前後で購入することができます。
キャスター付きで座ったまま移動が簡単にできるので、楽に作業ができます。
シートの下には、ボールベアリング採用の引出し3段、小物トレーがついているのが大きな魅力で、工具箱と一緒に移動できます。