初めてなら使い勝手がいいものがおすすめ
自宅にDIYのための工具はあっても、それだけを使ってバイクを整備することはできません。
したがって、バイクのメンテナンスをするうえで必要となる工具を買い足すことになります。
プロのバイク整備士であれば、サイズ違いなどでさまざまな種類のアイテムが必要となります。
整備士は、フルセットの工具を揃える必要がありますが、初めてバイク整備や修理をするという場合は、必要なものだけを選ぶようにすることが大切です。
初めから高価なセットを購入しても、使い方がわからなかったり、使うシーンがなかったりして宝の持ち腐れになってしまいます。
初めのバイク整備で必要なドライバー
ドライバーは、バイクだけでなくメカの整備をするのに必須となるアイテムです。
プラスとマイナスの2種類があるのは周知のことですが、ドライバーをよく見ると「2×100」「6×100」などの刻印がされています。
これは、ドライバーの合図を表す数値で、プラスドライバーの先端の大きさやマイナスドライバーの先端の刃幅と軸の長さを示すものです。
ねじの大きさに合わないドライバー使用するとねじ山を傷めて、締めたり緩めたりできなくなることもあるので注意が必要です。
バイクには、車載工具が付属していることが一般的なので、そのドライバーのサイズを基準として揃えるようにしましょう。
「AP 8PC スタンダード ドライバーセット」は、初心者にもおすすめのスタンダードなドライバーセットです。
プラス、マイナスがそれぞれサイズ違いで4本ずつのセットになっています。
1500円前後で購入でき、コスパに優れているので、初めて使うという方にはおすすめでしょう。
ぜひ持っておきたいレンチ
ボルトやナットを締め付けたり緩めたりする際に、不可欠となるレンチにはさまざまな種類があります。
高級なレンチは機能性に優れていますが、まずはリーズナブルなものから揃えてもいいでしょう。
ただし、大きな力が加わるので耐久性には妥協しないようにしましょう。
レンチの種類はさまざまですが、バイク整備では、オープンレンチ、メガネレンチ、六角レンチなど、最低限のものがあればいいでしょう。
「E-Value コンビネーションレンチセット EMS-06S」は、使用頻度の高いサイズのレンチが6本組となっており、500円前後とワンコインで購入が可能なセットです。
六角ボルトやナットの締め付け、緩め作業を快適に行うことができます。