ディーラー整備工場勤務の場合
バイク整備士は、就職先によって1日の仕事内容にも若干の違いがあります。
まず、年収が最も高いといわれるディーラー整備工場勤務の場合でみてみましょう。
8:30~工場内の清掃
9:00~体操、朝礼、ミーティング(本日の入庫、納車、作業予定等の確認)
9:30~業務開始(オプションパーツの取り付け、メンテナンスなど)
12:00~昼食休憩
13:00~業務再開(車両点検整備、修理など)
15:00~午後休憩
15:15~業務再開(車両点検整備、修理など)
17:30~終礼、ミーティング(作業状況報告など)、作業完了、工具等の片付
~18:00 勤務終了
一般的な業務である、点検整備、修理、分解整備など以外に、新車オプション取り付けなどの業務があるのがディーラー系整備工場の特徴となります。
新車販売に重点を置いている店舗併設型の整備工場では、オプション取り付けやカスタマイズなどが、メインの仕事となることもあります。
民間車検整備工場勤務の場合
指定民間車検整備工場に勤務するバイク整備士の1日の流れです。
時間や業務内容は主な例として、実際には異なることがあります。
8:30~工場内の清掃
9:00~体操、朝礼、ミーティング(本日の入庫予定、作業予定等の確認)
9:30~業務開始(車検のための点検整備、不適合箇所の修理、顧客への点検箇所や修理箇所の説明、検査員への車両検査依頼など)
12:00~昼食休憩
13:00~業務再開((車検のための点検整備、不適合箇所の修理、顧客への点検箇所や修理箇所の説明、検査員への車両検査依頼など)
15:00~午後休憩
15:15~業務再開(車検見積もりのための点検、顧客対応)
17:30~終礼、ミーティング(作業状況報告など)、作業完了、工具等の片付
~18:00 勤務終了
車検を実施している整備工場では、車検に関する点検整備や修理などがメインの業務となります。
故障修理のための部品交換などは行いますが、カスタマイズのための新しいパーツを取り付けたりする仕事はほとんどありません。
中古車販売も行う整備工場勤務の場合
メンテナンスだけでなく、中古車販売も行う整備工場に勤務するバイク整備士の1日の流れです。
オイル交換やオプションの取り付けなど、業務内容が多岐に渡るのが特徴となります。
9:00~工場内の清掃
9:30~体操、朝礼、ミーティング(本日の入庫予定、作業予定等の確認)
9:50~業務開始(オイル交換、点検整備、カーナビ、ドライブレコーダーなどのオプションの取付、顧客対応など)
12:30~昼食休憩
13:30~業務再開(納車車両の車検のための点検整備、メンテナンス、陸運局への車両持ち込み)
※ 途中15分ほど休憩
17:50~終礼、ミーティング(作業状況報告など)、片付
~18:30 勤務終了
整備だけでなく中古車販売を行っている整備工場では、販売する中古車のメンテナンスとともに顧客のバイクの点検整備、修理などを行います。
民間車検場として指定を受けている場合は、検査のための陸運局への持ち込みも行います。