バイク整備士を目指す方法
バイク整備士になるためには、二輪自動車整備士資格を取得する必要があります。
仕事として長くやっていくためには、3級ではなく2級二輪自動車整備士資格を取得することが必須となるため、2級資格効率的に取得できる学校を選ぶことが必要といえるでしょう。
2級二輪自動車整備士資格があれば、バイク整備工場やオートバイメーカー、販売店などへの就職だけでなく、将来、独立開業も視野に入れることができます。
高校を卒業してさらに上級学校に進学して資格取得を目指すのであれば、一般の大学や短大の自動車工学部などの学部を選ぶ必要があります。
卒業する学校や在籍していた学科によって、資格取得にかかる時間が若干ことなることも理解しておいた方がいいでしょう。
バイク整備士を目指すための大学・短大
一般の大学や短大でバイク整備士を目指すのであれば、自動車工学科に進学するのが一般的です。
自動車工学とは、自動車がどのようにして走行し、止まるのか、などについてその原理や構造、車体設計やデザインなどについて学ぶ学問です。
自動車工学科は、工学部または理工学部などの1つの学科として大学や短大に設けられていることが多く、自動車の構造について体系的に学びたいという人におすすめです。
4年制大学で自動車工学科を設置している学校はほとんどなく、定員も限られています。
短期大学では、比較的二輪自動車整備士の資格取得を目指した課程があり、2年間で卒業できることから、学費などの面でもメリットがあります。
大学で自動車工学を学ぶ場合には、実践的な技術を習得することよりも、自動車工学に関連した知識を習得することに重点が置かれており、どちらかというと研究肌の人に向いています。
将来的に自動車の開発や設計、デザインなどに携わりたい人には向いていますが、二輪自動車整備士の資格取得を目的とする場合は、大学や短大よりも専門学校を選択した方がいい場合もあるでしょう。
大学や短大では、特に国などの認定を受けて実技試験が免除できるなどのメリットはないことが一般的です。
最短で資格取得を目指す場合には、他の選択肢も検討した方がいいでしょう。